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状況を理解するために多少時間がかかる


リビングで兄妹二人、お茶を啜りながら沈黙の3分間が流れている。

「お兄ちゃん、何これどう言うこと?」

「俺が知りたい」知りたい知りたいです。

「状況から察するに、あれだよあれ

ゲームで言う召喚って奴だよ」

「家ごと?」とツッコムと

「そうなっちゃたから仕方ないじゃん

受け入れないとやっていけないよ

こんな世の中」

受け入れ早っ !さすがゆとり世代

どんな状況でも万能なのね!

手元のお茶を口に含んだ!すると疑問が生まれた!

そう言えば、朝、食パントーストして食べたよな〜〜! 異世界なのに何で?

今だって妹が淹れた熱くて濃いお茶呑んでるし!

「妹よ、一つ聞きたい事がある、朝起きて普通に朝ごはん準備出来た?」

「出来たよ!お兄ちゃんも食べたじゃん」だよな食べたもんな

????????!!

「マジか!」よっしゃーとガッツポーズ!「どした!お兄ちゃん?」


「この世界でも、電気、ガス、水道が

使える、何とか生きていける」

「おお〜」パチパチと拍手喝采が起きた! それから俺達は、家中のありとありえる家電、水周り等の動作を確認して廻った!すると新たな発見があった!使えない家電はテレビのみ!

携帯は外では圏外だったが家では何故か分からないが繋がった。

妹が友達にラインを送るとすぐさま

既読の表示が出た!何とかなりそうだ

異世界に異動しても、我が家があると言うことは安心出来る、安心して下さい履いてますよ!


再びリビング兄妹二人、コーヒーを

啜っていると、妹が話をきりだした

「お兄ちゃん、衣、食、住の衣と住は

大丈夫だけど、食はどうするの?

家にある食料だけじゃ生きてはいけないよ! 孤独死ならお兄ちゃんだけで」


「俺は孤独死確定なの?死ぬ前提なの?」ツッコミを入れつつこれからどうしたもんか!食料確保は何よりも不可欠、モンハンなら当たり前!シレンだってそうだ、おにぎり食べなきゃ餓死してしまう!


俺達は兄妹二人でこの異世界で暮らしていかなければならないのだ!

「お兄ちゃん日本時間で18時までに

家に帰って来ることいい?」

「18時早くない?」この思春期18時門限なんて真面目かとツッコミが飛んできそうだ。

「お兄ちゃんのアホ、この世界で何が起こるか分からないから18時にしたの!あくまでも私達の目的、情報集め!では健闘を祈る!」何故か敬礼して二人異世界の街に繰り出した!


つづく

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