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王子だけど、地雷を踏むヒロインより悪役令嬢の義姉の方が素敵。 《連載版》  作者: 秋澤 えで
第2部 男装王女と天然王子による恋愛大戦争

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31/42

王子様は幕を引く 1

 やあやあ皆さんこんにちは。素敵で無敵な第二王子、シャングリア・グナエウスです! はいここで拍手ー。

 先日、日記帳から始まるウルトラトンチキ男爵令嬢の企みを頓挫させ、まっとうな男爵令嬢に育て上げようとしてる今日この頃。素敵なツンデレ義姉上と親交を深めつつ男爵令嬢を更生させつつ、盛大な告白をかました長年の想い人ヒューイさんとの愛を深める平和な日常をぶち壊しにやってきたボンベイ王国三人衆with新たな日記帳。


 ここはまだまだゲームの世界らしく、ボンベイ王国の第三王子はその主人公。グナエウス王国の令嬢と愛をはぐくむそんな話。待って待って巻き込まないで―! 王族って時点でお家事情とか政治的な面とか絶対めっちゃ絡んでくるじゃーん。


 ノシつけて返す。


 しかも初対面でこの素敵で無敵な第二王子相手に盛大にかましたボンベイ第三王子。見る限り? 攻略対象が私っぽい。


 やめてー! お呼びでないー! 国へ帰れー!


 私の運命の人は君じゃないし、君の運命の人もきっと私じゃないー! 辛くもないし否めないし、離れがたくもないから帰れ。


 しかも何が困るって私が攻略されるルートは「王配ルート」なのだ。つまり私がグナエウス王国の女王となり、主人公であるボンベイの第三王子がその配偶者となる。今の王である父上は健在、しかも第一位継承権は兄であるシュトラウスが持っている。健在の父、第一位継承権のある兄を差し置いて私が女王となる。それは私にとって最悪の事態を示唆している。そんなハッピーエンドは認めない。


とここまであれこれと何とか王配ルートを回避しようとしてきたが、うまくいっているのか、手ごたえがよくわからない。


 いくつか挙げるのであれば、まず私はイベントの回避をできていない。

 アドリア嬢の時もそうだったが、イベント自体は起こってしまうのだ。あれだけ警戒していた水の祭りのように、イベントの発生そのもののキャンセルはできない。それこそ、王宮の抜け道を塞ぐなど物理的に実施不可能な状態にしない限り。実際、街の中をボンベイの王子と歩く、寝ている王子を発見するなどは達成されている。

 しかしながら内容自体は、きっと物語とはずれているのだと思う。

 アドリア嬢曰く、日記に書いてある「ギャルゲ」というものは男主人公が女性攻略キャラクターを恋愛的な意味で攻略していくゲームらしい。だが現実に、私はまるで攻略されていない。私は今も昔も変わらずヒューイさん一筋だ。どこぞの王子に抜かすうつつなど存在しない。

 ゲーム的の本質で言えば、この攻略は完全に失敗している。


 だが恋愛感情を度外視して、”王配となる”ことが本質だとしたら、このゲームはまだどう転ぶかわからないのだ。



 「さて、どうしようか」



 そんな中、私の手元には2通の手紙が届いていた。差出人は同じ。同じ人間から2通の手紙が届いている。

 内容は違うが、どちらも私に会いたいという内容だった。

 常であれば仲間でもあるアドリア嬢に手紙を見せて相談するところだが、今回ばかりは気が引けた。先日彼女は闇オークションに巻き込まれたばかりなのだ。それこそ、こちらは危険がないことは分かっていたし、早々にぶち壊しにすることが決まっていたから落ち着いていたが、彼女からすれば完全に巻き込み事故だ。彼女にとってこのイベントは完全に蚊帳の外のはずだった。にも拘わらず彼女はヒロインポジションとして舞台上にあげられてしまったのだ。


 彼女と言えば私にことの次第を報告したうえで、案外けろっとしていた。しかし攫われ、閉じ込められものとして扱われるのは彼女にとっては二度目の経験だ。怖くないはずがない。

 前回の彼女は、なんだかんだ期待していた。自分がヒロインであることを、危機的状況から物語のお姫様のように救い出されることを。でも今回の彼女は完全に傍観者の予定だったのだ。事実、日記に書かれていた彼女の役柄はヒロインではなくあくまでもサポートキャラクター。攻略される側ではないのだ。

 ただ改めて考え直すと、そもそも王配ルートにおいて闇オークションというイベントはあり得ないんじゃないかと思う。もし王配ルートであれば、登場キャラクターはボンベイ第三王子と私、グナエウス王国第二王子だ。闇オークションと言えば出品されている王族を、いったいどこの誰が買おうとするだろう。いくら突っ込んだとしても、リスクと見合うはずがない。


 ならあのイベントは日記帳の所有者たる転生者が無理やり入れたイベントなのではないだろうか。それこそ、別ルートプレイ時のイベントのような。結果的に闇オークションは開催され、石油王ムーブは発生した。


 ただ、なんにせよ、すでに物語は終盤だ。日記に書かれたイベントのほとんどが終了し、残すイベントはあと1つとエンディングのみ。


 幕引きはあと少し。


 この茶番も間もなく終わりを迎える。



 「シャングリアさま」

 「あれ、パトラさん。どうされたんです?」

 「シャングリアさまこそ、どちらへ? アドリアさんが探されていましたよ?」 



 相変わらず気品のある立ち姿、すっと一本筋の通った彼女の性格がよく表れている歩き方だ。そして同時に、とても力が入っている。いや、力み、こわばっている、というのが正しいだろう。

 彼女は、何かとても緊張している。ただ、義妹に話しかけるだけなのに。



 「そうでしたか。申し訳ありませんが、先約がありまして」

 「ニコラシカ・アレクサンドロヴィチ・ボンベイ様と、ですか?」



 美しい顔が、表現しがたく歪む。口惜しさと悲しさと怒りを綯交ぜにした顔。



 「パトラさん、」

 「本当に行くんですか、おひとりで。誰もつれず、誰にも告げず。どのようなことを周りから言われるかわかりませんわ」

 「……心配することはありませんよ。誰が何を言おうと、無意味です。たかだか噂で、私の何かが変わることはありませんし、私の立場も揺らぎません。一人の留学生と、少し話をしようとしているだけです」



 怒る彼女を落ち着かせようと緩く巻かれた髪に触れようとして、手を叩き落とされる。下手したら不敬罪だというのに。人目がないとも限らない校内で彼女がこんな行為をするのは初めてのことだった。



 「あなたはそう思っているかもしれませんが、あちらはそう思っているとは限りません」

 「あちらが何を思っていたとしても、私があちらの都合のいい思惑に乗るつもりは微塵もありませんよ」

 「それでも、です。シャングリアさまは優しいでしょう。無理な要求だとしても、お願いされれば引き受けてしまったり、相手のことを思うが故に自分が面倒ごとを背負ったり……」



 真剣な顔で訴えかけるパトラさんに思わず少し笑ってしまった。彼女には私がそう見えているのか、と。お願いされて引き受けるのはそれが自分の評判につながるから、断ることで発生しかねないリスクを潰すため、後々の人間関係の面倒くささより、今の一瞬の面倒くささの方がましだから、だなんてこちらは打算バリバリだというのに、彼女には私は清廉潔白な聖人君子のように見えてるらしい。外面だけ良いことを自覚しているだけあって、もう身内でもある彼女がまだそう思ってることにいくらかの驚きを覚えた。



 「私はいつでも打算ですよ。私に利があるから動いているだけです。面倒ごとだろうと、それで得られるものがあります」

 「それは後付けではありませんか?」

 「否定はしませんよ。それでも私は一応納得はしています。それが私のやるべきことだと。……パトラさん、様子がおかしいですよ?」



 いつになく強硬な様子に違和感を覚える。

 確かに、彼女は怒る方だ。それこそアドリア嬢の時のように相手を心配しているからこそ、怒り、叱咤する。けれど彼女がここまで私やシュトラウスに対して食い下がることはない。



 「……先ほどお会いしたんです。そしたらシャングリアさまに、必ず待ち合わせの場所に行くよう伝えるように頼まれたんです」

 「へえ、入念ですね。ちなみに場所と時間は?」

 「午後5時、礼拝堂の鐘撞小屋です」

 「はは、なるほど、うん。手紙の通りですね。よほど私が来ないかもしれないことが不安みたいですね。あなたに言伝して私が来なかったら、パトラさんのせいだと思われるかもしれません」



 やり方が汚い。実際のところ公爵令嬢である彼女を糾弾できるかと言えば怪しいところだが、生真面目な彼女の気質からして伝えないという選択肢は選べない。そして私もパトラさんに要らぬ責がかかるなら行かざるを得ない。

 正直、こういう役回りはパトラさんよりアドリア嬢の方が向いている気がするが、彼女を巻き込んでしまった罪悪感があるのか、はたまた頼まれたアドリア嬢がきっぱりと断ったか、だ。



 「シャングリアさま、どうか行かないでください」

 「……何か耳にされたんですか? あなたがそこまで言うのも珍しい」

 「嫌な感じがするんです。何かが起きようとしているような……。シャングリアさまもシュトラウスさまもピリピリしてらっしゃるし、まだ騎士見習いで現場に出ることの少ないはずのヴェーガルさんまで職務に当たっているという話も伺いました」

 「何も変わりませんよ。心配することはありません」

 「でもシュトラウスさまが! いつもならわたくしの誘いなんて食い気味に返事をしてくださるのに今日に限ってはお言葉を濁されたうえ作り笑いで、また明日じゃダメかなってお聞きになるのですよ! 異常事態じゃないですか!」

 「異常事態ですねそれは」



 心配で、不安でならない、という顔をするパトラさんに思わず膝から崩れそうになる。

 異常の判断基準は兄上の挙動って……しかもパトラさんに「食い気味」とまで言われる普段の兄上ってなに……。

 あれでいて私と同じく外面が良い兄上だが、パトラさんにはすでにある程度本性がもろりしているのだろうか……。とそこまで考えてヒューイさんにいろいろもろりしている私の言えることではないと気づく。お互い様だった。



 「シュトラウスさまは視察のお仕事があるとおっしゃっていましたが、公務の方をお調べしたところ本日の夕方からそのようなご予定は入っていませんでした……」

 「……え、調べたんですか」



 さらっと言ったが、わざわざ公務の予定まで自分で調べたのか義姉上。確かに公爵家であればある程度公務の予定や内容についても伝手を使って調べることもできるが、話を聞く限り、パトラさんは今日兄上を誘って断られたのだ。そして現在午後4時前、疑いから調査までの期間が短すぎる。迅速に調べすぎているこのご令嬢。



 「……浮気とか心変わりとかは疑われないんですね。仕事がーとか言って他所の令嬢と実は、みたいな」

 「そんなこと絶対にシュトラウスさまがするはずありません。今に至るまでわたくしがどれほど彼に愛されてきたか!」



 ヒートアップしてきたからか、結構すごいことを言ってきた。パトラさんは気づいていないだろうか、特大の惚気を突然ぶつけられ私のメンタルによくわからないダメージを食らった。聞いてるこっちが恥ずかしい。これ後でパトラさんもダメージ食らう奴ではないだろうか。



 「ともなるとシュトラウスさまのお仕事は公式のものではないのでしょう。それこそ、表沙汰にはできないくらい」

 「かも、しれませんが、今回私が礼拝堂に呼ばれていることとの関係は、」

 「ハボット伯領内での密輸疑い、闇オークションの摘発、いつになく忙しない騎士団、発表されていないシュトラウスさまの公務、そして第二王子であるシャングリアさまへの呼び出し、そのどれもボンベイ王国がかかわっているのではありませんか!?」



 口をはさむ隙を与えない気迫と怒涛の言葉の羅列に圧倒される。細くて薄い手が私の手を縋るように握った。



 「シュトラウスさまもシャングリアさまも、わたくしが何も知らないとお思いでお話しするのはおやめください! わたくしとて勉強しているんです! いつかこの国のお役に立てるように、政治、経済、法、常に最新の情報を持っていられるように。この国で起きている事件をわたくしが何も知らないとお思いですか! 調べられない立場にあるとお思いですか!」



 彼女の言葉にハッとさせられる。

 図星だったのだ。私もシュトラウスも、彼女がそんな風に思っているとは思いもしなかったのだ。

 パトラ・ミオス嬢は、良家のご令嬢らしく、気位高く、美しく、才に長けた方だ。礼儀作法から刺繍、ダンスまで完璧で、それでもシュトラウスに言われて料理も自分なりに頑張ったりする、そんな恋するご令嬢だと、そう思っていた。

 愛らしく麗しく、か弱い彼女を、危険から遠ざけておきたい。そう思うのは自然なことだ。

 けれど彼女の言う通り、彼女には公爵家にふさわしい権力が、伝手が、知識がある。やろうと思えばどんな情報だって集められるし、大抵の人間を動かすことも、社交界に大きな影響を及ぼすこともできる。

 彼女をか弱い人とカテゴライズしているのは私たち自身だけだ。



 「蚊帳の外に置くのも大概にしてくださいませ! 打算で行動されるというなら、わたくしのことも利用してください! 私にできることがあるなら伝えてください! 確かにわたくしはお二人と比べたら非力でしょう、身分も低いでしょう。それでもわたくしは何もできないわけではありません!」

 「パトラさん……」

 「心配くらいさせてください。問題ないって、大丈夫だって目を覆ってしまわないでください。……わたくしは未来の王太子妃です。危険があることも、とっくの昔に覚悟してあります。そしてこんな話をしてもあなたもシュトラウスさまも引き留められないことは分かっています」



 手が弛緩し、握られていた手が力なく垂れる。緊張しきっていた彼女の身体からはまるで糸が切れたように力が抜けた。

 私は深く深くため息を吐いた。

 どれもこれも、私たちの傲慢と慢心だ。

 最終的には何とかできる、何とかなってきた実績に胡坐をかき、最善を怠ってきた。周囲をか弱い人間とレッテルを貼り、自分たちで何とかしなくてはならないと思ってきた。その結果が先日のアドリア嬢だ。



 「パトラさん、申し訳ありませんでした」

 「そっ、んな、頭を下げたりしないでくださいシャングリアさま! 他の人にこんなところを見られたら」

 「ですが今回の件はご心配なさらず。本当に今回のことは大丈夫なんです。私が今からニコラシカ・アレクサンドロヴィチ・ボンベイに会うことも、兄上の公務のことも、マートンが駆り出されていることもすべて織り込み済みなんです。対応策は考えてあります。そして私が午後4時・・・・に礼拝堂の鐘撞小屋へ行くのも、策の一つなんです」

 「え、あっ」

 「オークションの時は後手に回りましたが、今回はすべて先手を打っています。もう好きにはさせません」



 落ち着かせるように頭を撫でていると、パトラさんの顔はみるみる赤くなっていく。

 無理をしてばかりの義妹を何とか止めようとしに来たのだろうが、今回の私は全く無理をしていない。



 「無茶をしないために、これだけ大掛かりに今回は動いているんです。被害を出さないよう、確実な安全策を取れるように」

 「わ、わたくしったら勝手に心配して勝手に先走って……お恥ずかしい……!」



 今にも逃げ出したそうなパトラさんに苦笑いする。プライドの高い彼女のことだ。他に人がいないとはいえこの時間は拷問染みているだろう。



 「ですが、今お話を聞いてパトラさんにお願いしたいことがあります」

 「なんでもっ、わたくしにできることがあるならば、何でもおっしゃってください!」

 「今からアドリア嬢とランク嬢たちを連れて、人目のあるところでお茶でもしててください」

 「え、」



 役に立てるのか、と息巻いていたところの私の依頼に、パトラさんの目には戸惑いと悲しみが流れ込んでくる。目を見るだけで何を考えているのかがよくわかった。



 「勘違いなさらないでください。これがパトラさんにしてもらいたいことで、現状パトラさんにしかお願いできないことなんです」

 「わたくしにだけですか……?」

 「ええ、今回騎士団に動いてもらいました。オークションの時と同様、何者かが襲いに来る可能性があるからです」



 パトラの顔が一瞬でこわばる。そうだろう、ここまで私は今日のことについて何も話していない。そしてシュトラウスもまた同じだろう。



 「ただ目標となる人の目星はつけてあります。今回はその人が絶対に無事であるように、動いています。ですが相手方の動きも完全に把握しているわけではない。それこそ、王室とも関り深い、重要人物が襲われる可能性もゼロじゃない。けれど、その程度の可能性に、戦力は裂けない。そこで重要人物には自衛していてもらいたいんです」

 「じ、自衛ですか」

 「ええ。といっても相手方が派手に動くことはありません。ですので武力は不要です。ただ一人にならないでほしいんです。人目のあるところにいる、それだけでいいんです」

 「……そんなことで良いんですか?」

 「それでいいんです。そんなことができなかったからこそ、前回アドリア嬢は攫われました。それを起こさないために、可能性のある人たちを集めておいてほしいんです」



 懐にあったメモに名前を走り書きしてパトラさんに手渡す。その名前はギャルゲの攻略キャラクターとされていた令嬢たちだ。



 「パトラさん、アドリア嬢、、ランク嬢、それから二人の伯爵令嬢。このメンバーで固まっていてほしいんです。帰り路も必ず各家に馬車を呼んでもらって帰宅してもらいたいです」

 「わ、わかりました! 必ず皆さんをお呼びしてことが終わるまで無事で、足を引っ張ることなくいて見せますわ!」

 「頼もしいです。ただすでにお屋敷に帰っている方についてはよっぽど安全なので問題ありません。まだ学園にいる方だけで構いませんので。……これが頼めるのはパトラさんだけです。アドリア嬢もランク嬢も、いきなり令嬢たちを集めてお茶会をするなんてできません。それが許されるのは公爵令嬢だけなので」



 勢いを取り戻したパトラさんは笑った。今度こそ、彼女らしく気位高く、覇気を持って。



 「ええ、わたくしの影響力を以て招集いたしましょう! あとはただ皆様の続報をお待ちしています!」



 今まで要求されたことのなかった”続報”を付け加えたパトラさんは強かだ。これでは一切何の落ち度もない状態にしなくては、彼女に報告なんてできやしない。


 少しだけ午後4時を過ぎた時計を見て、私は約束の場所である礼拝堂の鐘撞小屋を目指した。


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