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戦友  作者: mega
3/3

ジャック・マクレガー中尉〈2〉

 ライコネンたちのチームが予定時間を過ぎても戻らない。

 定期連絡も25分前に途絶えた。

 最後の内容は空電、ただの雑音だった。

 もうそろそろ潮時かもしれない。

 「隊長、そろそろ動いた方がいいんじゃないですか。」

 私の心を読んだのか、ジャックが言う。

 「恐らく、今回は当たりですよ。次は自分が行きます。」

 「お前の出番はまだだ。他にやることがあるからな。」

 「何ですか?」

 「次に投入するチームのメンバーを選んでくれ。4人。」

 「分かりました。それなりに経験のある奴を優先的に選びます。状況は余りよくないですから。」

 ジャックの言う通り状況は時間が進むにつれて悪くなっている。

 日も出てきて、気温は四十度近い。

 周りを見回してみると、どの隊員も暑さに顔が歪んでいる。

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