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「よろしい、まずは偵察だ。高高度からの偵察を実施する。計画の立案を頼む」
岩屋はこのポイントへの偵察を敢行するように命ずる。さらに、岩屋は話を続けていく。
「研究所を爆撃したからといって、敵がやすやすと降伏するとは、到底思えない。補給も絶たなければなるまい」
「補給の要衝はいくつか確認しております。どれも、我々でいうところの軍団クラスで防護されており、あるいは衛戍地として使われている要塞です」
ビーリアが先ほどとは違う拠点を、赤色の丸い頭がついた小さな押しピンで押していく。さすがに机にある地図ではなく、壁に貼られたもっと大きな地図に刺していた。




