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しかし、と岩屋は続ける。
「今のうちから、選挙と言う新たな制度になじませるのも必要であろう。そのため、特定の職について、選挙を実施することとしたい」
「それは、どの職域になるでしょうか」
「議会だ」
岩屋は、パイースへと答えた。ライタントは黙って聞いているだけであるが、なにやら言いたげである。
「ライタントさん、何があるか?」
「ええ、少し」
ライタントが、岩屋からの指名で意見を述べ始める。
「議会、といっても、どの議会を目指すのですか。そして、今選挙を行った場合、次の選挙はいつ行うのですか。この職は今は総督評議会としてありますが、そこをどうするのですか」
この3つが気になっていたようだ。




