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「王朝成立以前は、兵学校、陸軍学校、士官学校の3つしかありませんでした」
ビーリアが記憶を頼りにして語りだす。それを他の人らが聞いているという構図だ。
「閣下が奉執将軍職に就かれて以来、航空学校、直轄学校、砲兵学校の3つが設立されます。そして、研究部が作られ、さらに銃学校、整備学校、戦車学校など、さまざまな軍学校が細分化されて作られて行きました。今は、これらをまとめて軍学校と称しています」
「軍はこれからも強くしていかなければならない。相手がいる間に武器を捨てることは、自らの守る力を奪うことを意味しているからな」
岩屋はそういいつつも、さらにビーリアへと尋ねていた。




