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93.

 荷物担当が出て言ってから、岩屋はラグに聞いた。

「荷物目録は、確認してくれたな」

「はい、全て確認しました。分量、全て一致しておりますことを、確認済みです」

「そうか、なら、安心だな」

 岩屋は、座っている椅子に、より深く腰をかける。ラグは、岩屋がリラックスをしたのを見て、近くにある木でできた椅子に座る。座る部分にはふかふかのクッションが敷かれている。背もたれにも同様だ。同じ素材で、布地は絹のようになめらかな手触りだ。座り心地は抜群によく、全てを包み込んでしまうようにも思える。

「ところで、これからの儀式の概要を説明してくれないか」

「分かりました」

 そう言ってラグは、近くのサイドテーブルの上に、持ってきていた儀典集を載せる。それから、ゆっくりとページをめくっていった。

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