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868.
岩屋は素手同士で決着がつかないことを悟ると、倒れるときに落とした槍を持つ。
「応っ」
声をあげ、槍で突いていく。右、左、水平に移動させたうえでさらに右。第一秘書はそれを後ろへと下がりながら避けていく。しかし、建物の壁へと追いつめられる。
「……なかなかだな。さすが奉執将軍。奉王将軍へと反旗を翻す気力があるほどはある」
拍手でもしそうな第一秘書は、相当な余裕さをみせていた。対する岩屋は息こそ切れてはいないが、体力は半分も残ってはいないだろう。
岩屋は素手同士で決着がつかないことを悟ると、倒れるときに落とした槍を持つ。
「応っ」
声をあげ、槍で突いていく。右、左、水平に移動させたうえでさらに右。第一秘書はそれを後ろへと下がりながら避けていく。しかし、建物の壁へと追いつめられる。
「……なかなかだな。さすが奉執将軍。奉王将軍へと反旗を翻す気力があるほどはある」
拍手でもしそうな第一秘書は、相当な余裕さをみせていた。対する岩屋は息こそ切れてはいないが、体力は半分も残ってはいないだろう。