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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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853.

「奉執将軍閣下とお見受けする。我はこの槍兵(そうへい)部隊長。ここを通すことは、如何にも簡単。だが、我はこの領域の守護を任された者。そう易々と通すわけにはいかぬ。いざ、一騎打ちを申し込む。尋常に勝負なされよ」

 部隊長の言葉は、城壁に乱雑に反響した。それに対して、凛とした、はっきりと誰もが全身で感じることができる声が響く。岩屋の声だ。

「よろしい。その勇気、実によろしい。貴殿に敬意を表することとしよう」

 岩屋は近くにいた兵から槍を借りると、その先を部隊長へとむける。

「敬意を表して、僕の全力で貴殿をつぶす」

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