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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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841/4332

840.

「ここか」

 振り返りはしない。そして、ここであることは分かっている。場所としては四重目の城壁についている南側の城門だ。堀がないため、直接城門に触れることができる。但し、周囲には何もなく、兵士が矢や槍を向けて威嚇してきている。城壁の上からは絶えず矢が降り注いでいた。

 城門前にある数十メートル四方にわたる広場に近寄れない。どうにかあった家の陰から、岩屋と奉楽将軍は城門を見ていた。周りには続々と生き延びている兵士が集まってくる。すぐにでも行動しないと、ばれてしまいそうだ。

「ふうむ、どうしたものか」

 そういって岩屋は何かを取り出す。銃だ。弾を込めて、それから城門へと撃った。

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