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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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836.

「逃げたい者は、いまからでも投降するように勧告しなさい。殺しはしないというのも忘れずに」

 奉王将軍が指示を出し続ける。刻一刻と変化していく戦場を映し出した地図を見ながら、その上に駒を置いていく。直城全域を映し出したこの地図は、どこに部隊を配置したかが一目でわかるようになっていた。

「王将軍陛下……」

 その駒の配置を眺めてるのは、奉王将軍の第一秘書である。

「あなたには苦労をかけますね」

「いえ、陛下ほど、この領土を想っている方はいらっしゃらないでしょう」

「そう言ってくれると助かるわ」

 娘も死に、家族と言えるのは、もう第一秘書しかいない。そんな孤独とも奉王将軍は戦わざるを得ない状況にあった。

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