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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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829.

「予定空域到着30分前です」

 航空機内に機長からの声が響く。それを受けて、岩屋が居並ぶ隊員たちに訓示をした。

「ここにいる全員が生きて帰れるとは思わない。だが、これだけは約束しよう。君らは、全訓練経験者、全軍人の中で最高の練度を誇り、最高の隊員であることには疑う余地はない。ここで、その全員と出会えたことに感謝したい。我々は引き合わされ、生涯でおそらくは最大の愚行をしようとしている。だが、恐れることはない。それがすべての国民を幸せにすると、僕は一点の曇りなく言い切ることができる。さあ、もうすぐ時間がやってくる。奉王将軍はこちらの出方を知っているだろう。しかし、恐れることはない。今まで死ななかった君らが、そのことをよく知っているだろう。ゆえに言おう。我々は、一人でも多く生き残り、愚行を世に知らしめよう」

 そう、これがすべての作戦の総まとめになるだろう。そう岩屋が宣言をした。

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