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575.
「特に、あそこにいる方々には。ですか」
「そうだ。今は協力的であるが、彼らは敵だ。それを忘れてはいけない。いつ、こちらに向かって火を放つか、わかったものではないからな」
「あの、食料を燃やされたときのように。ですか」
「そうだ。常々忘れてはいけないことがある。それがわかるか」
「……ここが敵地である。でしょうか」
「その通りだ」
ゴーンドーレスが、わずかに歩を進めて、窓際から離れる。参謀長は、目線を動かし、ゴーンドーレスを追いかけた。
「特に、あそこにいる方々には。ですか」
「そうだ。今は協力的であるが、彼らは敵だ。それを忘れてはいけない。いつ、こちらに向かって火を放つか、わかったものではないからな」
「あの、食料を燃やされたときのように。ですか」
「そうだ。常々忘れてはいけないことがある。それがわかるか」
「……ここが敵地である。でしょうか」
「その通りだ」
ゴーンドーレスが、わずかに歩を進めて、窓際から離れる。参謀長は、目線を動かし、ゴーンドーレスを追いかけた。
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