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498.
「攻撃機は、点を攻撃することは可能なのか」
シャルが攻撃隊長の誰かに尋ねる。すかさず答えるのは、筆頭攻撃隊長だ。ちなみに、筆頭爆撃隊長はシャルが兼務しているためいない。
「攻撃機は、精密攻撃をするために作られました。私たちの部下もそのための訓練を行っております。いつでも行うことができるでしょう」
「よし、では決まりだな」
全員をあらためて見まわして、シャルは宣言する。
「作戦要綱を決定する。いいな」
全員が立ち上がって敬礼をし、そしてその要綱を各個の部隊員に告げるために駆け足で、シャルの執務室から出た。
