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「異論はあるか。たしかに、この方針は確かであると思う。但し、攻撃機と爆撃機の混合比率を切り替えるということが必要であろう」
居並ぶ面々を見つめつつ、シャルがはなす。全員のできる限りの同意を得ようとしていることがよくわかる。
「山岳には攻撃機がいいだろうか。どう思う」
「爆撃の効果は、薄いと思われます」
さきほどとは別の爆撃隊長が話す。
「ふむ、それはどうしてだ」
「爆撃は、精密空襲を行うように、現在の爆撃機はできていません。平たい地域に、面制圧を行うことに優れております」
ふむ、とシャルが言う。




