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「ほら、サッサと出せよっ」
言いながらも何人かの若者が、兵士に向かって3歩ほど踏み出した。
「やめろ、来るんじゃないっ」
「あ?何を言っているんだよ。そっちが隠すのが悪いだろ」
「やめるんだっ、来たら撃つぞ」
「何をだよ」
笑っているのも今だけなのは兵士は理解しているだろう。だが若者らはわかっていない。
「少し離れるぞ」
「えっ」
リーダーは何かを察知したのか周りに集まっていた人たちから距離を置こうと離れだす。慌ててほかのメンバーもリーダーについて行く。数メートル、人間の集合体から離れると、パン、パンと2回ほど乾いた音が響いた。




