4281/4330
4280.
その翌日。地下の研究所にある個室で眠っていた岩屋と、別室で同じく寝ていたアルダースは連れ立って支社長室にいた。昨日までの研究の成果によって、別の仕事が任されることとなったらしい。
「……ということで、これらを量産を進めていってほしい。近々、この世界が驚くようなことが起こるだろうから、それに備えて備蓄を進めるためだ」
「驚くようなこと?」
アルダースは支社長へと聞き返す。ここにいるのは支社長のほかには、研究所長と岩屋とアルダース、扉の向こうにいる秘書ぐらいしかいない。それぐらいの重要な機密事項ということだろう。




