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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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4133/4202

4132.

 翌日、ここで、輸送隊長らとは別れ、岩屋たちは再び6人だけで旅を始めることとなった。ただ、今回の目的地も目標もわかっている。一行は同じようにして旅を続け、そして、南の特別市であるメリースドに戻ってきた。

「……よく戻ってきたね」

 早速挨拶をしに来た岩屋たちに、董事であるフレッドことターリス・グナートルがあってくれた。

「これが条件でしたから。それで、僕たちの合否判定は?」

「……いいでしょう、あなたたちを当社の社員、特務機関社員として正式に迎え入れます」

 ため息交じりにフレッドが岩屋たちに教えてくれた。

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