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「なんだ、今までこんな対応を受けたことがないようだな」
岩屋はマイアにけらけらと笑いながら言った。
「どうやら君は今まで脅して物事を解決してきたらしい。だが、僕はそれには屈しない。そもそも、君らであっても僕らにはかなわない。それはもうわかっていることだろ？」
「……何が言いたい」
「つまり、僕らには何も手出しをするな、ってことだ。君らについてもこちらに何もしてこなければ、黙っていよう。もしも手を出してきたりすると、もうわかっているね」
あくまでも穏当に話を付けようという岩屋だった。それにマイアも巻き込まれているらしい。
