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409.

「これから細部を詰めていくことになるが、まあいいんじゃないか」

 岩屋の回答はゴアフラと一致していたようだ。

「ええ、私もそう思います」

 ゴアフラがそう言うと、岩屋から研究員へと目線を移す。

「そういうことだ。まだまだ荒削りの段階だが、これからどうしていくかを考えていってくれ」

「はいっ、頑張ります」

 研究員は元気に言った。そしてゴアフラたちを気にしないようにしながら、さらに設計を続けていった。

「ゴアフラ、ちょっと来てくれ」

 その様子を見た岩屋が、ゴアフラを研究室の外へと誘う。

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