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4078.

「……8枚」

「6枚は?」

「7枚で、これ以上は無理ですよ」

「じゃあそれでいきましょう。あ、当然おまけもつけてね」

 にこやかにペロースが銅貨7枚を店番に手渡し、ベンターナにおまけとして手渡していた鉱物と、さっきペロースが欲しがっていたほぼ透明な鉱石を手に入れた。

「お姉さん、うまいね」

 銅貨を数えながら店番がペロースへつぶやいた。

「当然、商売人としては、これぐらいできないと」

 立ち上がって受け取ったものを見分しながら、店番へと答えた。

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