僕の異世界復讐話し

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「えー、すごい。こんなのあるんだ」

　ただその鉱物をベンターナは手に取ったものの、買うことなく店番へと戻す。

「おや、いらないのですか。健康のお守りですよ」

「悪いけど、今は私たちちゃんと健康だから。でも、これってどこから仕入れてきたんですか」

「僕は詳しく知らないんですよ、ただ、僕が店番を任してくれているおやっさんが仕入れてきたらしいです」

「へぇ、どこにあるのか気になるなぁ」

　買わないという選択肢を取ったものの、ベンターナは興味がないわけではないようだ。