表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4055/4162

4054.

「この店に出すための許可証ですね。でも、うちの町だと許可証があっても自由に移動はできますけれど……」

 適当な街をでっちあげて、ベンターナがさらに話を聞こうとした。

「ここは特別市なので、何か違うのかもしれませんね。ここから1日以上離れるときには、あらかじめ面倒な役所での手続きが必要になるんです。旅行予定の日程、日数、会う予定の人の名前と相手の住所、目的、宿の名前と住所そのほかもろもろ。これらを紙にたくさん書いて提出して、承認してもらわないといけないんです」

 確かにうんざり、という表情を店員は浮かべていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ