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3992.

「……もしも君らが本気でほしいと思うのであれば、君らの窓口を通してソーリスへ尋ねればいい。僕らは今回のような契約を行う権限を持っていない、伝えることは可能だが、僕らが直接次に訪れるということはないだろう」

「それでも取次だけでも十分です。どのようなことでも我々の力になりますので」

 店員が少しにこやかに答える。緊張がほどけてきていて店員も岩屋たちへストレートに話しかけ始めてきていた。やや前のめりになって話しているのがその証拠だろう。

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