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3991.

「君らは小さくても小売業だろう、その伝手を頼ってみたらどうなんだ」

 笑いかけながら岩屋は伝える。だが店員はわずかに首を左右に振って否定の意を示した。

「私たちは、たしかに伝手はありますが、彼らもまた小規模な運送業者です。我々が真にほしいと思っているものは手に入らないのです」

「真にほしいもの、とは?」

「政府に対抗できるだけの数の武器です。我々の仲間の分だけでも集めるのに非常に苦労をしているのに、それ以上となればもうお手上げです」

 実際軽く店員は肩をすくめた。

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