僕の異世界復讐話し

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　大街道沿いに大きく入口が作られている。ただ元々はここは壁があったのであろう。そういう跡がはっきりとわかるぐらいには残っている。なにせ、壁が壊され、そこを柵にしたために壊された瓦礫が、いまだに壁際に残されているからだ。さらには、作と言ってもかなり低く、一応は敷地を示しているという意味ぐらいしかない。膝よりも低いところが頂点になるようなものは、すでに壁ということはできないだろう。ただ、それでも良いと判断されるぐらいには、治安がいいのかもしれない。