僕の異世界復讐話し

3877.

「いらっしゃいませ」

　ホテルに入ると広々としたロビーにまずはでる。ドア一つ隔てているだけなのに、空調が効いていてとても心地が良い。その中をフロントへ向かって一直線に輸送班長は向かっていった。そして、フロントに着くとすぐに声をかける。

「ソーリスから来ました。部屋は空いてますか」

「ええ、お待ちしておりました」

　フロントにいた男性のホテルマンが笑顔で応対をしてくれる。すぐよこでは別のホテルマンが全体の人数を確認し、部屋のカギを用意をしていた。