3874/4203
3873.
しばらくああちこちの階段を経由して、ようやくコの中側にある中庭へと出た。
「も一度この道を通れと言われても、なかなか難しいだろうな」
「そうだな、それだけこの中が迷宮のようになっているということだ」
輸送班長が外に久しぶりに出てきたせいか、目を細めながら岩屋へと答える。そこそこ明るいのは、大耀が少し雲がかかった状態で出ているからだ。
「さて……」
背伸びをしながらも、中庭を大街道の方向へと歩いていく輸送班長は、ちょうど市庁舎の敷地を出たところで立ち止まった。
しばらくああちこちの階段を経由して、ようやくコの中側にある中庭へと出た。
「も一度この道を通れと言われても、なかなか難しいだろうな」
「そうだな、それだけこの中が迷宮のようになっているということだ」
輸送班長が外に久しぶりに出てきたせいか、目を細めながら岩屋へと答える。そこそこ明るいのは、大耀が少し雲がかかった状態で出ているからだ。
「さて……」
背伸びをしながらも、中庭を大街道の方向へと歩いていく輸送班長は、ちょうど市庁舎の敷地を出たところで立ち止まった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。