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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3730.

「客なんて何ヶ月ぶりだろうねぇ」

 お茶の一つでも出すかと思いきや、ただの水すら出そうとしない。

「婆さん、少し休憩するから団子の一つでも出してくれないか」

「おや、それだけでいいのかい?」

「いいんだよ」

 輸送班長は店の中へと全員を入れるように指示を出す。ただし、護衛班のうち2人は、荷車を警護するために店の外で団子を食べることになった。皿の一つもないため、4つの小さな団子が連なった串団子を手で直接渡されて、それぞれが食べている。

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