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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3721.

「政府批判をしたら、とっつかまってな」

 山賊の一人が笑いながらアルダースへ答える。ようやく終えることができるということで、ほっとしたような表情をしているようだ。

「批判だけでかい」

「……ついでにな、ちょっと政府軍のところから武器とかもくすねてね」

「なんだ、いろいろしてるじゃないか」

 テッセラが笑いながらも、山賊がほかに武器を持っていないかどうかを確認する。手慣れたものだ。ただ、一つ違うのは、山賊の頭領以外は、もう武器の類を使う意思がないということだ。

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