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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3655.

「今話した各社は、いわゆる裏組織というもので、それぞれが独自の組織となっている。ゆるやかな連合体と言った方がいいかもしれないな。だが、彼らの弱点はその継戦能力にある。動き出してすぐは良いかもしれないが、1週間、2週間となるにつれて物資は底をつくだろう。我々はそこを繋ぐ。それが我々の武器だよ」

「だから、ここでは物流を基本しているということなのですね」

「そうだ。だが問題が一つある。それは、山賊などの跋扈しているエリアを通る時だ」

 トントンと手で示す場所は、メリースドとオリトークという東側にある特別市を結ぶ大街道の一点だ。

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