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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3644/4204

3643.

「これを預けられました」

「なるほどね」

 言われながら岩屋は、小刀を彼女へと見せる。

「少々失礼を。薄い金属板を持っておりませんか」

 どうぞ、と手で指示をされながら、岩屋が小刀を鞘から抜いた。そしてスカイハルが、机の引き出しから取り出した彼女から金属板を受け取ると、岩屋へと手渡し、柄の部分の蓋を外す。

「この絵を見ていただければ、ご納得いただけるかと思います」

「その絵ね。ええ、いいわ。合わせてみましょう」

 彼女は先ほどの金属板が入っていた引き出しを開け、片割れとなるであろうイラストが描かれた紙を取り出した。

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