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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3605.

「……そうですね、でも今日は夜から曇りになるという話を聞きましたがね」

 岩屋は、さらに老婆が袋の中から出していく元貨幣を、15センチくらいの長径をもつ楕円形の半円に並べた。それを眺めていた老婆はにんまりとした笑顔を浮かべて。

「おや、それは残念。なら月は見えないかもしれませんね。これは残念残念」

 残りの楕円を作るようにして、老婆が元貨幣のコインを並べた。そして並べ終わると例のシンボルが出来上がる。それを6人と老婆は眺めていた。

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