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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3563.

 プロープの鍛冶屋を辞去した6人は、さらに旅を続ける。シュトウラから歩き続けて、途中の宿屋街で立ち止まる。ちょうど夜も更けてきて、それでも人通りはまだ日中と変わらないぐらいにある時間帯だ。

「金はあるな」

「ええ、たんまりと」

 聞いたのは岩屋。言ったのはスカイハルだ。少なくとも、メリースドにたどり着くまでの約1週間。そしてフレッドと会うまでの間は難なく過ごせるぐらいの資金を、プロープとフーリオからもらっていた。

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