3560/4205
3559.
「女のフレッドか。分かった」
岩屋は繰り返しつぶやいた。こうやって覚えていくらしい。
「んでだ。誘導されて本人とのご対面の際には、俺からの紹介だといえばいい。その証拠として、この小刀はある。ちょっと抜いてみろ」
岩屋にプロープは指示する。岩屋が鞘を抜くと、まばゆい刀身が現れた。
「それの柄の中、開けれる蓋があるはずだ」
手で触ってようやくわかる違和感。その程度の段差しかない。薄い鉄の板のようなものを差し込んで、やっと外すことができる、そんな蓋だった。
「女のフレッドか。分かった」
岩屋は繰り返しつぶやいた。こうやって覚えていくらしい。
「んでだ。誘導されて本人とのご対面の際には、俺からの紹介だといえばいい。その証拠として、この小刀はある。ちょっと抜いてみろ」
岩屋にプロープは指示する。岩屋が鞘を抜くと、まばゆい刀身が現れた。
「それの柄の中、開けれる蓋があるはずだ」
手で触ってようやくわかる違和感。その程度の段差しかない。薄い鉄の板のようなものを差し込んで、やっと外すことができる、そんな蓋だった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。