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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3535/4205

3534.

 椅子に座るやすぐにフーリオは紙の一枚を取り出し、ほかを机の端っこへと腕を使って追いやった。どうやらここで使われているのは、少し粘度が高い墨汁と、何かの鳥の羽を使った羽ペンのようだ。

「代表者の名前と、このグループの名前は」

 岩屋は周りからの視線によって答える。

「代表者は岩屋京士郎、グループ名は、そうだな、ダアト独立部隊とでも呼んでおこうか」

「何か意味でもあるのか、そのダアトというのには」

 紙へと書きながら、フーリオは疑問に思ったらしい。

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