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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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3410/4209

3409.

「どうした」

 岩屋が近寄って尋ねる。

「動いているものが見えました。おそらくは基地司令殿が仰られていた、ふもとの村までたどり着いたのではないでしょうか」

「よし、ここにいったん入るとしよう」

 岩屋が唐突に提案する。

「しかし、言語がまだ把握できていません。会話は困難かと」

 岩屋の提案に対して否定的なのはアルダースだ。

「君は確か爆発物のスペシャリストであると同時に、民間では言語学者として古代言語の研究をしていただろう」

 しっかりと目を見ながらアルダースへと向かう。

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