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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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339/4203

338.

「じゃあ、行こうか」

「おう」

 モルスが話すと、左右についているラグとスルーがうなづいた。そして、3人で並んで歩き出す。わずかに、土を踏む音だけが、静かな森の中に響き渡る。

「どこにいくんだ」

 歩いていると、声をかけられる。その人は、旅人のような服装をしていた。

「奉執将軍の省城へ向かって、行進中」

「参加は?」

「自由さ。これは国家へ対する反逆だけど、いいか?」

「もちろんさ。俺も、ここの将軍には腹が立っていたんだ」

 これが、反乱の始まりであった。

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