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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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332.

 岩屋がこの世界に来る30年ほど前。スルーは、まだ子供というべき年齢であった。当時10歳ほどだったスルーは、すでに両親を亡くしていた。原因は、今となっては定かではないが、スルー自身は殺されたのだと信じていた。ともすれば、その両親を殺した人物を探し出そうとするだろう。だが、当時のスルーはそれをしなかった。というより、できなかったのだ。

 先々代の奉執将軍は、極めて厳格に法令を適用した。そのため、探し始めた段階で、殺人予備罪に問われ、半年ほど収監された。その収監先の刑務所で出会った先輩受刑者こそ、先代の奉執将軍となる男であった。

 その名前を、モルス・セプル・クレートゥムと言う。通称、モルスだ。

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