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「期待をしている、頼んだぞ」
「はっ」
再び敬礼をし、基地司令は右腕で高々と基地旗を掲げつつ演台から離れる。向かう先は基地司令庁舎のすぐ前にある通路沿いに設けられた旗ポールだ。そこにはすでに2名の兵士が気を付けの格好で待機している。基地司令は彼らに先ほど受け取った旗を渡す。三角形に丁寧に折りたためられているそれは、いちいち大げさな所作で広げられていく。そして完全に広げられたところで旗ポールの下にあったフックへとひっかけた。
「期待をしている、頼んだぞ」
「はっ」
再び敬礼をし、基地司令は右腕で高々と基地旗を掲げつつ演台から離れる。向かう先は基地司令庁舎のすぐ前にある通路沿いに設けられた旗ポールだ。そこにはすでに2名の兵士が気を付けの格好で待機している。基地司令は彼らに先ほど受け取った旗を渡す。三角形に丁寧に折りたためられているそれは、いちいち大げさな所作で広げられていく。そして完全に広げられたところで旗ポールの下にあったフックへとひっかけた。
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