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278.

「あれは……」

 岩屋はライタントと一緒に執務室の窓から空を見上げる。鳥のような影が、遠くへ遠くへと飛んでいく。だが、それは鳥では無い。遠くからでも、それだけははっきりと分かる。

「飛行機だ……」

 自動車のエンジン音が、激しく音を響かせている。それがプロペラへつながり、飛ぶための揚力を生ませている。ふと、下を見ると、誰もが空を見上げていた。初めて一般が見る人工の鳥。岩屋は、それを見ながら、喜んでいる顔をしている。

「まずは、第一ハードルクリア、だな」

「そうですね」

 岩屋とライタントは、そんな話をしながら、廊下を駆けってくる伝令を待った。

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