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264.

「……そうか、逃げ出したのか」

「ええ。奉勝将軍は、その地位を投げ捨て、河の向こうへと向かったそうです」

 奉勝将軍の省城に放たれていたスパイからの情報だ。岩屋は、これを正確な情報だと判断した。河の向こうに行くことは死ぬことと同義ではあるが、それが、当人が選んだ道ならば、岩屋は邪魔するつもりはなかった。それよりも、攻略が早まっただけ、結果十分と考えているほどだ。

「なら、仕方ないな。それでも、省城へ入城する必要はあるだろう。奉勝将軍がおらず、混乱している今だからこそ」

「そうですね。それは私も考えていました」

 ライタントは、岩屋へ同意のうなづきをしながら答えた。

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