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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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205.

 噂が聞こえてこないと言いつつも、すでに奉葎将軍領に深く入り込んでいる岩屋たちは、嫌というほどにラグの噂を聞いていた。曰く、税金が跳ね上がった。曰く、人が消えていく。曰く、上がひたすらに蔵を肥やし続けている。そのような噂ばかりだ。民は窮乏し、お上が吸い上げる。その構造を変えぬ限り、おそらくはこの世界に平和は訪れることはないだろう。

「なあ、ライタント」

「なんでしょう」

 徐々に大きくなっていく王宮本体の城壁を見つめながら、ライタントに話しかける。

「これで、正解なのだろうか。これから行うことが、最上の答えなのだろうか……」

「さて、それは分かりかねます」

 ならばと岩屋が言い返す前に、しかしとライタントが続けて話す。

「しかし、貴方がそれが正解だと思うのであれば、それが進み行く道なのではないでしょうか。全ての解を解き明かす時間なぞ、私たちには残されておらぬのですから」

 そうか、と岩屋は返した。確かにその通りだ。だから、この道を進んでいると、岩屋は感じていた。そして、これから行うことも、きっと正しいことだと思うことにした。

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