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196.

 村の中央広場は、10メートルほどの円形をしている。そのうち、半分ほどの面積で、なにやら物が燃えている。

「どうしたんだ」

 大慌てで、バケツリレーをしながら、火を消している村人の一人にライタントが下馬しながら尋ねる。リレーをする手を止めることなく、ライタントの方向を見ることもなく、かなり早口で説明をした。

「どうもこうもないよ、もうすぐ祭りで、その準備をしていたら、そのやぐらが燃えだしたんだよ。これで1年の準備がパァさ」

「我々も手伝わなければならない」

 岩屋はすでに下馬をして、水バケツを持っていた。さあ、と言わんばかりに一行をならばさせ、バケツリレーに参加する。馬は、近くの家の傍に止めさせてもらった。

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