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僕の異世界復讐話し  作者: 尚文産商堂


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172.

 さらに半年が過ぎた。研究は一応進んではいる。岩屋の研究はゆっくりとではあるが、着実なものだ。

「いよいよ稼働だ」

「そうですね、いよいよといったところでしょう」

 岩屋が感慨深げに、すぐ横に立って装置を見上げているライタントにつぶやいた。

「これで、一気に進んでいくだろう。この世界のコンピューターの始まりだ」

 今までのような、手作業でスイッチを入れ、特定の動作だけを行わせるというタイプではなく、汎用タイプのコンピューターは、この世界では、今のところこれしかない。岩屋は、このコンピューターに名前を“彼女”と付けた。岩屋がいた世界でのENIACよりも、数段劣るようなできであるが、これで精一杯といったところだ。

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