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165.

 ここで、現状を確認しておこう。

 奉執将軍である岩屋は、その傘下に奉葎将軍のラグがいる。また、第一部下と呼ばれる首席補佐官のような役職には、ライタントが就いている。現在は、ラグは自らの所領である奉葎将軍領の維持管理をしており、奉葎将軍の王宮において、執務に励んでいる。

 一方、奉王将軍は、現時点においても岩屋が襲ってくることを待っている。奉勝将軍は、特に岩屋を恐れて情報を集めている。今度攻めてくるのは、おそらく自分であろうという考えからだ。


 岩屋の研究は、極めて順調に進んでいる。航空機、ということはまだ出来ないが、浮力を生かして、数十メートル飛ぶことができる無人機は出来上がった。ただし、その安全性はほぼ皆無であり、着陸は、どちらかと言えば墜落という方が適切ともいえるような降り方であった。

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