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157.

 腕が動くと、地面と水平になるように両腕が上がる。それから目の部分であるところのライトが点滅し、緑色の瞳風のライトが光る。全身がわずかに震え、それから軌道が完了したようで、緑色が常灯する。

「起動完了のようですね」

「うん。では動かしてみて。3歩ぐらい」

 ヒカイロネに岩屋が命じる。手元の装置を触り、右足、左足、そして再び右足と動かして見せた。順調に動いている。それを見て、岩屋は満足そうにしていた。

「これなら、何とかなりそうだな」

「これからの計画はもう考えておられるのですか」

 ゴアフラが岩屋に尋ねる。

「ああ、彼らを量産する」

「……それには、独立駆動が可能なバッテリーなどが必要になるでしょう。それでもしますか」

「ああ、しよう。徐々に民生利用も進めていけば、調達費用も抑えられるだろうし」

 岩屋はさまざまなリスク、費用などを一気に頭で計算しながら話した。

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