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145.

 研究所へたどり着くと、その中で1つのフロア全体を使っている研究室が、二人にそれぞれ与えられた。

「君たちは、このフロアを好きなように使ってくれてかまわない。人も欲しいのであれば、連れてきてもらっていい。ただし、週に1回、僕に直接、進捗状況を報告すること。月に1回、僕が見回りに来て進捗状況を確認すること。そして、僕自身が指示する内容の研究をすること。この3点を守ってくれることが条件だ」

「私はいいですよ。予想の範囲内の条件内容です」

 岩屋が話した内容にすぐに返事をしたのは、ヒカイロネだった。ゴアフラは、無言でうなづいているだけであるが、どうやら了承ということのようだ。

「では、さっそく取り掛かってくれ。まずは、骨格から……」

 岩屋の頭の中で、すでに研究の進行計画は出来上がっているようだ。日付はまだ入ってはいないだろうが、おおよそ1年で基礎を終えたいと考えている。だが、岩屋以外、そのことを知る者は、誰もいない。

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