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陸上参謀は、生存者の救出と並行して行われる特殊部隊による他のトンネルの確認作業の報告を受けた。その報告は、よりまとめられた形で、陸上参謀がアードラーへと報告することになっている。アードラーは他の中枢参謀らとともに、中間報告という形で陸上参謀から報告を受けた。
「……護神将軍方は死者60名、生存者2名。こちらは死者1名、重傷者17名か」
「そのように報告を受けております」
アードラーは、敵の損害よりもこちらの損害を気にしているようだ。当たり前の話であるが、敵地の奥深くへと侵入し、すぐに援助を受けられる状態ではないため、一人でも損害を減らしておきたいところだろう。それでも、そのように特攻させたのは、どうしてか、とアードラーは暗に陸上参謀へと尋ねていた。




