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137.

 岩屋が帰ってきてから1週間が経った。その間に、奉葎将軍であるラグは、その所領地へと帰り、奉執将軍の執務室には、奉執将軍たる岩屋と、部下であるライタントだけとなっていた。

「……さて、そろそろ始めようと思う」

「何をですか」

 ライタントはお茶を湯のみに入れ、それから岩屋の手元へと渡す。ありがとうと言ってから、岩屋はそれを受け取り、一口すすった。

「ふむ、緑茶か」

「ええ。昨日、茶壷が届きまして。献上品ということなので、毒見後のお茶を用意しました」

「うん、いい香り、良い味だ」

 緑茶でほんわかしていた岩屋だったが、すぐに本題へと戻る。

「シャホールを造る」

 シャホールは、いわゆるロボットの現地語だ。

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